P4241430

台湾のちょっと大きめの町ならどこにでもある「足つぼマッサージ」。
本場のそれはどれだけ痛いものなのか体験してみた。
 


BlogPaint

猛烈な異臭をただよわせる「臭豆腐」もさることながら、足つぼマッサージも台湾中いたるところにある存在する。ちょっと大きめの町だったら3~4軒はかならずあるし、やっぱり日本人にも人気だからか、日本語が通じるところもわりと多い。
今回は、台北の華西街夜市の脇にあった「精漢堂健康會」なるお店に入ってみた。



P4241437

きわめてシンプルな店内の構造。10台ほどのベッドにタオルが敷かれているだけで、他のお客さんの反応が丸見えだ。
足裏マッサージは400台湾ドル(1600円ぐらい)、全身マッサージなら800台湾ドル(3200円ぐらい)である。ほとんどの客が足裏マッサージを受けてるのだが、その表情は穏やかなもの。テレビ番組でよく見るような、苦悶の表情を浮かべる者はまったくおらず、「やっぱりあれは演出なのか。本場のそれは気持ちがいいのね」とひと安心して、足裏コースを注文した。



P4231416

履き替えるようにさしだされたスリッパが・・・



P4231417

つよかった。


なんだこのブランド。




CDSWneEUEAEoDl6

長ズボンだとマッサージしにくいと、ズボンも着替えるように指示される。
リラックス出来るゆるゆるハーフパンツに履き替えたら、気が抜けたのか、表情もゆるゆるになってしまった。これから施術だってのに、なにもかも終わった顔をしている。





地獄の足つぼマッサージが始まった・・・

P4231420

マッサージをはじめる前に、まずは足をお清めする。
石のたらいにぬるま湯を流し込み、3分ほどつけておくのだ。どうやらこのお湯自体に、薬用成分のある薬かなにかを溶け込ませているそうだ。



P4241430

足がきれいになったところで、さっそくマッサージスタート。
私についたのは年の頃なら20代かそこらの小柄な女性だ。「あ、この人なら痛くなさそうだわ」とほっと安堵。サービスで上半身のマッサージもすこしだけしてくれると言う。
私の背後にまわった女性が、その体重をのせにのせて、背中のツボを押しまくる。

イテ!イテててててっ!!

そう、痛いのだ。
まだ足つぼに触れてすらないこの段階で、痛いのである。
先ほどの「この人なら大丈夫」という先入観は、たった一押しで消え去った。

上半身を5分ほどほぐしたら、いよいよ本題の足つぼマッサージである。
すねに軟膏を出され、潤滑剤的な役割でつどつど足の裏に塗りつつ、ツボを押していく。



P4241429

終始、こんな表情。トイレのない夜行バスで便意を催したときのような、つらく苦しい顔になる。
まだ人として成立しうる顔つきでいられるうちは良いほうで、とくに急所を押されたさいは、アカギにロンされたときの鷲津みたいに、表情筋は溶け、痛みに体がエビぞりになる。

押されているのがどこのツボかわかるように、イラスト付きの早見表をもらえるのだが、私の場合、「頭」と「肛門まわり」をやられると強烈な痛みが走ることが分かった。
肛門まわりを押されて痛がるのは、なんだかとても照れくさい。



P4241432

痛みに身をよじりながら左足が終えたら、お次は右足。同様の地獄を再度あじわって、40分にわたる足つぼマッサージが終わった。
テレビタレントのリアクションがけっして誇張したものではないことが分かった。
しかし、まわりの台湾人のかたがた、なんてことない涼しい顔してるんだけど、慣れれば痛くなくなるのかね。

ちなみに隣で友人も足つぼやってたんだけど、施術者の兄ちゃんは痛がれば痛がるほど、ご機嫌になるタイプ。
「いたたたたたた!!!」と顔を歪め友人を見て、満面の笑みをうかべ、なぜか一休さんのテーマソングを日本語で歌いだした。

好き好き好き好き好きっ好きっ愛してる、ってなんちゅうシチュエーションにそぐわない歌!

なかなかトンチの効いた選曲だ。









「足つぼマッサージ」の情報
オススメ度:★★★★☆
アクセス:台湾の大きな町ならどこでもある
住所:
営業時間:
定休日:
予算:足つぼだけなら400~500台湾ドル程度
関連サイト:精漢堂健康會のFacebookページ