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台湾の港町・鹿港(ルーガン)には、おっちゃんが10年かけて自作した貝殻のお寺があるぞ!
柱も天井も壁もすべて貝殻も覆いつくされているのだ。



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▲鹿港の街並み

台湾中部の港町、鹿港(ルーガン)。
胸をおさえなきゃ通り過ぎれないほど狭い路地「摸乳巷」などを観てまわっていると、町のいたるところに「→1km貝殻廟」と書かれた看板がかかっている。町の中心部から1km離れたとこに、貝殻で作った寺があるらしい。そんぐらいの距離ならちょいと寄ってみようと、歩きだしたのだが・・・



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進めども進めども、少女マンガのカップルがごとく一向に縮まらない距離。ゆうに10分は歩いたはずだが、路傍の看板は「→800m」との表示。ほんの200mしか進んでいない。旅にはレディコミみたいな急速な展開はない。



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Googleマップで調べたら、町の中心からは2㎞近く距離があった。徒歩なら25分~30分かかることを見越しておこう。



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民家も少なくなり、田んぼが目立ちはじめる。
もうそろそろ貝殻廟というところで、壁に違和感を感じた。



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室外機を設置するため、むちゃくちゃ強引に柵を捻じ曲げているのだ。こいつを見て、なんだか貝殻廟も期待できそうだとワクワクが膨らんだ。





おっちゃんが10年かけて自作した貝殻の寺!!

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▲貝殻廟

30℃を超える日差しのもと、歩き続けること苦節25分。辿りつきました、貝殻廟。
夢で「貝殻で廟を作れ!」と神さまからお告げをうけたおっちゃんが、10年かけて自作した廟だそうだ。こういう大規模で突拍子もないもの作っちゃう人って、たいてい夢のお告げを聞くんだよな~。
エピソードを聞くだに最高スポットなのだが、観光地として有名ってわけでもなく、週末だったけどほとんど貸し切り状態で堪能できましたわ。



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外壁からして、大小さまざまな貝殻で覆われている。
製作者は建築知識があったわけじゃないから、ところどころかなり歪んでて、それがまあ逆に暖かみというか、人間性みたいなものが滲んでて、良い。



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ただの石塀かと思いきや、ところどころサンゴが混じってたりするんだよね。



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地面の排水を流すフタにも、貝殻やサンゴが貼られている。



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廟のまえの広場には、お墓が数十基ならんでいた。中国や台湾において「廟」とは神殿や仏壇のような存在で、お墓は別に建てるのがスタンダードらしい。



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これが入口。
入り口だけでもサザエやホタテなど十数種類の貝を使っているのが見て取れる。



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中に入るとこんな感じ。両サイドの壁も、柱も、天井もすべて貝殻で覆われている。
廟自体はそれほど大きくないので、ほんの5分もあればぐるっと一周できちゃうサイズだ。



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陰陽のマーク(太陰大極図というらしい)も貝殻でデザインされている。
ちなみに貝殻廟にある貝は、すべて原色のまま。彩色はほどこしてない。



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柱の貝はちょっと日本で見たことのないデカめのもの。



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天井の花びらみたいな模様も1つ1つ貝を重ねて描いてるってんだから、すごい根気だ。



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貝に囲まれ、謎の黒タイツおじさんが10人ほどいた。



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橋田寿賀子にキスをして、いいとも出禁になりそうなポージングだが、この人形はなんなんだろうか。とくに由来などは書かれてなかったので謎だ。



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廟からお土産物コーナーに続く道も、この通り貝殻まみれ。龍や不死鳥の鱗1枚1枚、貝殻を貼りつけて表現している。龍にいたっては全長5mぐらいあるからね。



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お土産コーナーには貝殻そのものだったり



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貝で作った麒麟(かな?)だったり



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貝の鏡だったり、とにかく貝グッズがこれでもかと売られてる。



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倉庫にはまだまだ山ほど貝殻が積まれてたので、これで完成ではないのかもしれない。



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余談だが、廟の横にあった水槽ではコイや亀が大量に飼われてて



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亀が卵産んでた。角度的に、涙流してるか確認できなかったのが心残り。





【鹿港貝殻廟への行き方】

1:台湾鉄道「台中駅」へ行く

2:台中駅からタクシーで30分ぐらいで行ける。



▲鹿港へはバスもあるけど、本数そんなに多くないし、バス停からちと遠い。タクシーが無難だと思う。









「鹿港貝殻廟」の情報
オススメ度:★★★★☆
アクセス:「台中駅」からタクシーで30分ぐらい。
住所:台湾彰化県福興郷福南村振興巷10号-1
営業時間:-
定休日:なし
予算:なし
関連サイト:台北ナビ